登山技術講習会


指導者(リーダー)としての心構え
リーダーシップとその背景

指導者(リーダー)はメンバーの中では、中立でなければならない。
そのため、人格・経験・指導力において十分な実力を備えていないと、観念的には中立であってもねいつの間にか偏ってしまうる
指導者は活気をみなぎらせるために、ビジョンを明示し目標を高く揚げる必要があるる
それには、具体的で、納得しうる高い目標が必要であるる
抽象的な卓上の方針では人の心は動かない。
指導者はメンバーの行動を把握するために、人の心を読む必要がある。
行動は自分で決定しているようだが、以外に他人の思考でで動いている部分が多い。
いったんグループに悪い行動基準ができてしまうと、次々に伝染し、時間が過ぎると手がつけられなくなる。
そのため、メンバーを越えるリーダーシップの資質要素を総合的に高めておく必要があるる。
1.知識 2.知恵 3.判断力 4.実行力 5.折衝力 6.忍耐力 7.統率力 8.決断力 9.創造力 10.適応力 11.積極性 12.明朗性 13.信頼性 14.責任感 
具体的に指導するときは、最低確認する項目について(固定グループ・一般大衆では異なる) 1.年齢 2.性別 3.経験 4.興味 5.職種 
山本五十六原師語録
「ヤッテミセ、ユウテキカセテ、サセテミセ、ホメテヤラネバ 人ハ動カジ」
どんな(スポーツ、仕事)ことでも達成感を味あわせることが大切である。
指導と教育は似ているように考えられているが基本的に異なる。
指導(Guidance ガイダンス)、
教育(Education エデュケーション) 、
(熟練した)能力(Skill スキル) 
@テクニカルスキル(Technicall skill)
Aヒューマンスキル(Human skill) で指導体型を分けて考えなければならない。
指導とは、指示したことを納得させ、自ら行動に移させることであり、教育とは教えたことを学習させ、知識として育成することである。
指示(指導)は具体的に自由度がすくないほどよい。
「一を聞いて十を知れ」は指導者側からは望ましいが、指示としては適切ではない。
指示→納得→行動に必要なエネルギー
◆理解 10% 
◆納得 10〜30% 
◆行動を起こす90〜100%
そこで伝達(指示)効率を高めるために、5W2Hを活用する。
@When いつ
AWhere どこで
BWho 誰に
CWhat なにを
DWhy なぜ教えるが
EHow much  どの程度
FHow どのように教えるか
言うことは水に描き、聞くことは石に刻む
猫に魚を与えることことなく、魚の捕らえ方を教えよ。
「ヤマアラシのじれんま」というショウペンハウエル寓話は、心理的距離について分析示唆したもので有るが、それによると「あまり親しすぎると馴れ合いになり、あまり間が遠すぎると冷たい人間関係に陥る。お互い暖め合い成長し合う心理的距離(Properdistonce)が必要である」
最終的に人間が意志を変えるのは情緒的感動であるから、グループ全体にやる気を起こさせようと思うなら、一人一人の行動を変えるのではなく、やりがいがあると感じさせる集団基準わ作ることである。
高いモラルの源は、凝集性(Cohesiveness コーヒジベネス)で人が心から安心して「やる気」を持って参加できるような雰囲気の集団はトラブルが少ないことが立証されている。
正しい行動であっても、グループでは仲間の合意がなければ正しいとはされない。
集団行動とリーダーショップは極めて強い相関関係がある。
例えば、八甲田さんの山の例では、独善的な指揮官と、慎重な判断と行動力を持つ指揮官の差は歴然としており、この事わ理解するのに解りやすい。
極限状態における言動は、かなり強力な指導性とチームワークがなければ、その目的は達成されない。(極限状態時に力が発揮されなければリーダーの資格はない)
現代の厳しい管理社会の中で持つとも高い人間の信頼のバロメーターは、その人間がタイムリミットを守れるか否かをいうことである。(約束から信頼)
人は、自分のやり方を批判されても怒る者は少ないが、そのやり方に関連して個人をあげつらうと、効果的な指導ができない。
言葉のとらえ方を変えてみる。
◇働く→はたが楽くになる
◇音楽→音を学ぶ→音が苦になる→音が楽しくなる
◇山岳→山を学ぶ→山が苦しい→山が楽しい
偉い人の話は参考になるが実効性には乏しい。
有名人(歌手・スポーツ選手・etc)には誰でもなれるが、一流の人物になるには三つの条件がある。
◇極限状態の経験(生死の境で、悟りのようなものが生まれる)
◇浪人の経験(厄介者・行くあてのない生活が人間性を鍛える)
◇人に見捨てられた経験(そのプロセスの中で利に群がる人と、心で結ばれた人を見分ける目が養われる)
右目・左目
◇右目===物を安定して視る(See)
◇左目===物を興味深く視る(Look)