1)
|
公平なクラブの活動
登山クラブは自然を愛好し非日常的に、登山活動を実行する場をもとめる同士が集いクラブを構成している。
人が集い関係を持つことでお互いの地位・役割が生まれ、感情により支えられて発展または停滞・衰退を繰り返すものである。
その意味からクラブはまさに生きていて、絶えず変化しているものといえる。
会長やリーダーは高い地位にあり、その個人が一生懸命に任務を果たすのは、地位に魅力を感じるからである。
クラブで役割分担を決めているのも能率的なこと以外に、クラブ員全体の地位の向上に期待するからである。
その決定はお互い登山の楽しみを保証する「ヨコ」の関係を、考慮したものでなければならない。 |
|
2)
|
クラブ員要求のバランス対処
登山クラブの多くは、楽しみ・気晴らし・健康体力を目指す者や、クライミング・冬山等のハード志向者から技術的にも未熟な初心者などから構成されている。
このように多様に登山に関心を持ち、年齢・性別に関わらず入会し組織の一員として在籍しているのが現状である。
冬山志向の人はハードな絆と強いつながりの喜びを感受する一方で、スポーツの幅を狭めている。
ハード志功者はクラブがフィーバーしている間はまとまるが、時期をすぎ・月日を重ねると、次第に人数が固定され落ちこぼれを出しクラブ存続が危ぶまれてくる。
その対策としてクラブの目標や計画内容に、幅と柔軟さを盛り込む必要がある。
これまでのクラブはハード志功・上手な者に重点がおかれ、気晴らし派・未熟者や初心者はクラブ弱者に成ることが多かった。
クラブのリーダーは未熟者や気晴らし派を考慮しながら、会員の関心がどこにあるのか熟知して指導に当たらなければ組織は崩壊する。
クラブ員のニーズに応えながら問題点を探し、まとまりを維持しながら目標は高く掲げ活性化に努めなければならない。 |
|
3)
|
クラブ員は「ヨコ」の関係
登山活動を楽しむ持続性のあるクラブは、楽しさに関わる人間関係が中心となり発展するが目標は常に高く維持することが大切である。
これに反して学歴や職業上の地位・階級的な人間関係などは、極めてハードな「タテ」の関係を特質として維持しようとする。
ひの事例として先輩と後輩などの絆で、強制的な役割付与がなされることがある。このような関係が持ち込まれるとクラブは、職場の人間関係のような人格の一部て行動するので、登山の楽しさを保証する事ができなくなる。このため「ヨコ」の関係は疎外され、閉鎖的な窮屈な人間関係のクラブとなる。
登山は時として全人格をさらけ出し、人間関係をむき出しにする関係が求められたりする場合もある。
すなわた、他人の生活領域まで広がる介入で、功罪半ばの評価が行われることがあるのは山岳活動と言う特異性から発祥するものだろう。
クラブ員は登山を通じて「部分的な人格参加」を根がつていないので、登山を楽しむための人間関係としては制約が大きいと言える。
しかし、その制約は自らの欲求に端を発した、自由かつ自主的に行う登山活動の要因を奪うことになるが組織と矛盾する。
|
|
| 4) |
クラブ員のフォーマルの役員
クラブの人間関係・雰囲気を良くし、活気を与えるには次のような人の存在が不可欠である。
1.クラブの方向を指す責任感の強い人
2.経験と研鑽による技術に優れた人
3.活気・励ましを与える人
4.人徳円満で人の調和をはかる人
5.争いの仲裁ができる人
6.コミュニケーションに気をくばる人
7.クラブ目的や方向に気をくばる人 |
|